■トカゲの飼育に必要な環境と体温調節と習性
トカゲは、その種類によって住む場所の環境が大きく違ってきます。
飼い主は、飼育するトカゲによってそのトカゲを飼育する環境を整えてあげなくてはいけません。
トカゲが自分で整えることができればよいのですが、流石にそれはできません。
なんといっても、グリーンイグアナなどの熱帯に住んでいた外来種のトカゲは寒さに弱く、
人間が気温調節をしてあげないと暮らしていけません。
トカゲは人間と違って、自分で体温を上げることはできませんから、
ライトやヒーターを使って暖めてあげなくてはいけません。
ですので、外来種のイグアナやカメレオンを飼育する歳には、
エサ代の他に光熱費も必要になるということを忘れないでください。
また、温度だけでなく、湿度もそのトカゲによって調整してあげなくてはなりません。
室温以外にも、トカゲはその種類によって暮らしている環境が違います。
例えば、地上で主に生活しているニホントカゲ(日本蜥蜴)や、木の上で生活しているイグアナやカメレオン、
そして、日の当たらない湿気の多い場所を好むカナヘビなど、
その種類によって必要になってくる飼育ケースの大きさや構造が変わってきます。
地上で生活するトカゲであれば、底面積が広く、高さの低い水槽を選びます。
木の上で生活するトカゲであれば、オウムなどを飼育する鳥かごの中に
登り木と生きた観葉植物を入れて飼育するのも良いですし、広くて高さのある水槽を選びます。
ヤモリなどのトカゲは、高いところに張り付くのが好きなので、多少高さのある水槽を選んでやり、
日光浴の必要がないので光が入らないように水槽などのゲージを覆い、更に隠れ家を作ってあげます。
■トカゲ飼育の心得
トカゲを飼育する場合に気をつける、注意する点を箇条書きにするとこのような感じになります。
・トカゲの種類によって、飼育上で必要となってくる環境が異なってくるので、
しっかりと飼育のための本などを購入したり、ペットショップでアドバイスを貰ったりするなど
予備知識を得てから購入する。
・高い気温を保つことによってトカゲは活動するようになるので、トカゲにとって適切な温度を保つように注意する。
・脱皮は、トカゲの健康状態を知る上での重要な目安となっているので、
きちんとトカゲが脱皮を行えているかどうかをチェックする。
・爪が伸びすぎると、トカゲにとっても、人間にとっても危険なので、長くなったら、
深爪にならないように爪の白く尖った先端部分だけを切る。
・トカゲがあまりに可愛いからといって、触りすぎはトカゲにとってストレスの原因となりえます。
そのストレスの結果、虚飾状態に陥りえさを食べなくなって命を落とす可能性もあるので、注意する。
・爬虫類の皮膚には、細菌が付いていることが多いので、触った後は必ず手を洗浄する。
■トカゲの種類
世界中に4000種類近くもいるトカゲ。
流石にすべてのトカゲを紹介することはできませんが、いくつか有名なトカゲをご紹介します。
■グリーンイグアナ
ペットとしての人気は依然として高く、イグアナとしてよく知られているトカゲです。
幼体の頃は、鮮やかな緑色ですが、成体に近づくにつれて鮮やかな緑色から、灰色がかった緑色に変わっています。
動物質を好むトカゲには珍しく、植物質の食事が中心となっています。
■ニホントカゲ(日本蜥蜴)
日本人にとって馴染みの深いトカゲです。
幼体と成体では体色が異なり、別種と判断してしまう方も多いそうです。
幼体は尾が青く黒褐色の体に金色の縦線が5本入っているが、
成体は体が褐色で体に入っている縦線は濃い褐色と大きく違います。
■ニホンカナヘビ
ニホントカゲと非常に良く似たトカゲです。しかし、ニホントカゲに比べて尾が長いという特徴があります。
また、ニホンカナヘビは日本固有の種でもあります。
日本人にとって、ニホントカゲと同様に馴染み深い存在なので、カナチョロやカネチョロなど様々な地方名があります。
■カメレオン
知っての通り、場所によって体色を変化させることで有名なトカゲです。
この体色を変える行動は、外的から身を守るため、
獲物に気づかれないようにするためといった保護色としての役割が主によく知られていますが、
それ以外にも、カメレオンのオス同士の威嚇などにも、この体色変化は使われます。
■コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)
ドラゴンとも間違われたとても大きなトカゲです。
シカやイノシシなどの動物も食べますが、他のコモドオオトカゲの卵も好んで食べます。
普段は動きの遅いトカゲですが、獲物が根負けするまで追い掛け回す粘り強さを持ったハンターでもあります。
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